フランチャイズネットワーク

フランチャイズネットワーク

ITシステムを提供する会社としてアパマンを立ち上げた大村浩次が、不動産賃貸業を運営する中で見えてきたのは、顔を見ながら話すことの大切さだといいます。全国を飛び回り実際に会って話をすることでいったい何を得てきたのでしょうか?

 

 

・人と会って話すということ

 

全国の不動産賃貸店舗をフランチャイズチェーン化するための研究会を行っていた大村浩次は、1999年に創業したアパマンショップネットワークを創業するに至ります。その波を一気に広げ、2002年にはフランチャイズ加盟店が500店舗、2012年には1000店舗を突破します。最新のITテクノロジーを使ってデータベース化を進めるなど、積極的にITを取り入れることで遠くの街の情報も手に入れることができるようになりました。しかしその一方で新しいサービスのアイデアをインスパイアされたのは、実際に現地に行って顔を合わせながら話し合ったことからだったそうなのです。それまで課題だと思っていたことが、会話の中からアイデアをもらうことで解決することにつながったのだそうです。

 

 

・競争するよりつながりを

 

もともと競争して何かを勝ち取るというよりは、みんなで仲良く頑張るということの方が好きだ、という大村浩次の人柄をあらわしているように、フランチャイズ加盟店は増えていきました。急速な成長の中でも、現地に行き、自分の目で確かめてきたそうです。実際の会話の中からしか感じ取ることのできないニュアンスや、一緒に考えることで見つかるアイデアなど、人と会うことで生まれるものにはそこにしかない価値があります。つながりを広げることで、ひらめくアイデアも増えていったのでしょう。アパマンショップの躍進には、経営者の行動力と人とのつながりを大切にする、という思いが大きな影響を与えているのかもしれません。

 

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・フランチャイズ加盟店に貢献するということ

 

アパマンショップへのフランチャイズ加盟店の問い合わせは、後をたたないと言います。しかし新たな加盟を受け入れることはほとんどなく、95%以上を断っているのだとか。それは、会社の経営理念にも「会員と加盟店皆さまの収益向上に貢献する」とあるように、いま加盟しているフランチャイズの業績を上げることが大事だと考えているためだそうです。アパマンでは、フランチャイズ加盟店からの相談をフランチャイズ会議で共有することで問題解決などに役立ててきました。共有することで、誰かの悩みや提案が他の誰かの役に立つこともあるでしょう。そういったコミュニケーションの濃密さが、多くのフランチャイズ加盟店をサポートし、業績の向上にもつながっているようです。

 

 

社長自らがフットワークでつないできたフランチャイズのネットワークは、ITシステムを導入することにより、迅速でわかりやすいものになりました。古くから変わらない人と人とのつながりの大切さと、最新テクノロジーを見事に融合させたことは不動産業界の発展に大きなプラスになったのではないでしょうか。これからも人とITの融合でさらなる発展を見せてくれるかもしれません。